オートフォーカスレーザークリーニング機

2021年最新設備 オートフォーカスレーザークリーニング機

• レーザークリーニングのオートフォーカス技術：簡単な手持ち操作

  クリーニングヘッドと被洗浄ワークの有効距離範囲は26mmまで拡大。
  一般的な2Dレーザークリーニング機の焦点深度は2mm未満に制限されるのに対し、13倍の拡張を実現。 手持ち操作時に90%以上のクリーニング作業が有効な焦点距離を維持でき、作業の精度と効率が向上。

• ビームサイズ制御技術：クリーニング効率の向上

  従来の2Dレーザークリーニングではスポットサイズが約0.1mm²に固定されているのに対し、3Dオートフォーカス技術はクリーニング中に常に0.3mm²以上を維持可能。同じ時間内に処理できる面積は2Dの9倍に達し、薄い塗膜や油脂、汚れの除去において、レーザー照射回数が増加するため、より効率的かつ強力な洗浄効果を発揮。

• デフォーカス制御技術

  レーザークリーニング時、ワークが焦点内にあるとレーザー侵食能力が最大となり、ワーク表面を損傷するリスクが高まります。精密部品やデリケートなワークにおいて、浮錆、油汚れ、薄塗膜を除去しながらも、基材を傷つけたくない場合は、デフォーカスモードを活用することで、ワークの表面を損傷することなく安全に洗浄が可能。

• 適用分野

  高速錆取り、酸化被膜除去、狭小部の金属表面クリーニング；
  油脂、樹脂、接着剤、粉塵、汚れ、生産残渣の除去；
  溶接や接着前の塗装剥離、錆取り、脱脂、溶接後の酸化皮膜・残渣除去；
  金型クリーニング（タイヤ金型、電子金型、食品金型）；
  精密部品の生産工程における油汚れ除去；
  航空宇宙、兵器、船舶産業のメンテナンスにおける酸化皮膜処理、塗装・錆除去；
  文化財のクリーニング、岩石・建築物の表面洗浄。