産学連携の実例|逢甲大学と連携しレーザー技術教育を推進

工場から教室へ:ヤオホンテクノロジー × 逢甲大学 レーザー実践教育の推進
従来の教育では、教室や教科書が知識の範囲を限定してきました。しかし、急速に進化する産業現場では、「教室を出て、実社会と向き合う」ことで、学びが本当に意味を持つのです。
ヤオホンテクノロジー株式会社は、このたび教育部の産学連携計画に招かれ、逢甲大学の教授・学生の皆様と共に、実務に即したレーザー応用教材を共同開発いたしました。
生産現場が教室に:知識は教科書に留まらない
ご存じでしたか? 海外の多くの技術系大学では、教授が定期的に業界へ戻り、最先端技術を習得して授業内容を更新しています。一方、台湾ではその仕組みがまだ十分に整っていません。そこで当社は、自社工場を開放し、リソースを提供することで、教室と現場をつなぐ橋渡しを行いました。
これは単なる産学連携ではなく、「教育の進化」そのものです。
実践こそが本物の学び:レーザー技術の最前線に触れる
今回の連携授業では、学生たちは当社の工場に実際に足を運び、映像解説や実機操作を通して、以下のような産業用レーザー技術を間近で体験しました:
- レーザー彫刻:平面だけでなく、3Dの立体加工や曲面処理も可能。デザインと応用の幅を広げます。
- レーザークリーニング:非接触で錆や汚れを除去。高速・無消耗で、精密部品や金型の再生に最適です。
- レーザー溶接:同種材だけでなく異種材や気密構造にも対応。電子機器や医療機器製造に欠かせない技術です。
- レーザー熱処理:局所的に加熱することで金属の特性を改善。硬度や疲労強度を向上させます。
- マイクロ流路加工:マイクロスケールのチャネル構造を形成し、バイオチップや検査装置の製造に貢献。
「なるほど、こんな応用方法があったのか!」と逢甲大学の教授も現場で感嘆されていました。
教室では一瞬で終わるスライド、あるいは一度も聞いたことのない技術。でも、工場に足を踏み入れた学生たちは、機械だけでなく、まったく新しい世界を目の当たりにしたのです。彼らは問いを立て、手を動かし、観察し、理解しました──テストのためではなく、「未来」とつながるために。
スキルの定着こそが教育の価値
産学連携の目的は、単に「レーザーで何ができるか」を教えることではありません。「どう扱うか、どう解決するか」を伝え、知識を実践可能なスキルに転換することこそが本質です。
技術を受け継ぐ人がいなければ、革新は続かない。 企業が一歩踏み出すことで、教育に新たな可能性が生まれます。
私たちはスポンサーではなく、「教育の共創者」です
当社は単なるレーザー機器メーカーではありません。教育現場の支援者でもあります。それは一過性の広報活動ではなく、長期的な責任と未来への投資です。
技術と教育をつなぐ架け橋となり、
学生が理論と実践のギャップを越えられるようにし、
教室から未来の産業を育てていく──それが私たちの願いです。
❓よくあるご質問
機械工学、材料科学、工業デザイン、電子工学、医療機器製造などの分野に特に有用です。実務・プロセス理解に重きを置く授業で大きな効果を発揮します。
教育部の産学連携計画に基づき、当社は設備提供、実機体験、技術講義を行い、教授陣と連携して実際の生産プロセスに沿った教材を設計しています。
結びに:行動による社会貢献、教育の一部としての技術
AIと自動化が加速する今、最も貴重なのは「課題解決ができる人材」です。それこそが、教育と産業が連携する最大の意義なのです。
AIと自動化が加速する今、最も貴重なのは「課題解決ができる人材」です。それこそが、教育と産業が連携する最大の意義なのです。
電話番号 : +886-4-25665901
住所 : 台湾 42871台中市大雅区民生路四段218巷12弄11号
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更新 : 2025-08-06